Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

桃との邂逅

先日、西荻窪ラ・ペーシュ・ブランというパティスリを見かけて、つい吸い込まれてしまった。偶然、通りすがりに目に留まったんだけど、実は名の知れたお店らしい。白桃の意味かな?


予定外の寄り道だったので、とりあえず日持ちのする焼き菓子を買ってみた。「サブレ・ブルトン(だったと思う)」「いちじくのクグロフ」「桃のパウンドケーキ」の3つ。


「サブレ・ブルトン」は見たところ「ガレット・ブルトンヌ」との違いがよくわからない。厚さは1.5センチくらいで、まさに私にとっての「ガレット・ブルトンヌ」のイメージそのものなんだけど。
食べてみると、厚さの割にしっかりとした焼きで、ざくざくした食感ながらもすごく軽い。バターたっぷりのはずが、ボリュームを感じずにぱくぱく食べてしまった。


「いちじくのクグロフ」は、イーストの入らないケーキタイプ。いちじくがしっかり洋酒につけてあって香りがいい。生地にはバニラビーンスが入っているので、お酒とバニラの香りが贅沢な感じ。


「桃のパウンドケーキ」は桃の形だ。中に桃のコンポート(?)が入っている。ただ、白桃ではなく黄桃だけど。生地も黄色みがかってしっとり濃厚。これまたうまい。


今度は絶対にケーキを買うのだ。もう決めたのだ。また煩悩が増えたのだ。