ほぼ半年振りに陸前高田でボランティア。半年前とあまり変わらない光景に、復興という言葉が虚しく感じられる。
宿のある花巻から沿岸部への道中は春爛漫。満開の桜、可憐な野の草花、のびやかに飛び交うツバメたち。変わらない
ことで癒されるものもある。
そしてこの日、陸前高田のボランティアセンターではこれまでの受け入れ活動者数が10万人を超えたとのこと。
耳にしたところでは、ボランティアセンターの数自体が減っている中で、陸前高田は体制が調っているそうなので、
必然的に人が集中するのかもしれない。
その裏で支援の手が届かないままになっているところもあるんじゃないかと考えると、単純に喜んでばかりもいられ
ないけど、それでもこうして各地から人が来ていることにはほっとする。