Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

南の島の情熱果実

ほんの一時だけ同じ職場にいたI君から、私の姉経由でパッションフルーツをもらった。彼は今、私の姉と同じ場所で働いているのだ。
名前と顔立ちからてっきり沖縄出身だと思っていたけど、実は小笠原産だそうな。ご実家が果樹園を営んでいるらしい。


丸ごとのパッションフルーツを見るのはたぶん初めてだと思う。タイやマレーシアにもあったかな?記憶にないのでわからないや。
さすが南国のフルーツだけあって、袋の近くに寄るだけで甘い香りが漂ってくる。


付属のしおりには、表面がしわしわしてきたら食べごろなので、半分に切って中身をスプーンですくって食べるよう書いてある。
もらった時点ではまだつやつやで、1週間ほど寝かせておいたらやっとしわが出てきた。


さっそく切ってみると、厚い皮の中心にどろりとした果肉と種がある。スプーンですくえというからには、これを食べるんだろうな。種を捨てたらほとんど食べるところがないし、種ごとってことだろうか。
パッションフルーツはムースやアイスなどのお菓子になったものは食べるけど、生食はしたことがないから流儀が良くわからない。


口に入れると、味はまさしくパッションフルーツ。甘味よりも酸味が強く、さわやかなおいしさだ。食感は、トマトの種の部分に似ているかもしれない。どちらかというと、単体よりはアイスやヨーグルトに混ぜ込むなどしたほうが、より食べやすいような気がする。


そういえば、別の職場でも「おじいちゃんがマンゴー農家やってるんです」という石垣島出身の男の子にマンゴーをもらったことがあるのを思い出した。VIVA 南の島!