Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

ルーネベリタルト

昨日、荻窪のカフェistutイストゥット)で買ったルーネベリタルトを朝食にいただく。
単品での販売はしておらず、ドリンクセットで買ったんだけど、ほかにマフィンも買ったのでタルトは持ち越しに。

アーモンドとスパイス入りのしっとりした生地にラズベリーなどのジャムを合わせた、フィンランドではポピュラーなお菓子だそうで、タルトとはいってもまるでカップケーキのよう。
名前の由来はフィンランドの国民的詩人、ヨハン・ルドヴィグ・ルーネベリ。奥様が考案したこのタルトを彼がとても好んでいたという説があり、主に年明けから彼の誕生日である2月5日までの間に出回るらしい。

istutのルーネベリタルトは、ラズベリーではなくレッドルバーブジャムを使ったオリジナル。
ガサツに持ち運んだせいで、表面のアイシングがグズグズになってしまった。

カルダモンの香り豊かな、ほんわり柔らかな生地を割ると、中にもジャムが入ってる。ルバーブはほぼピュレ状になっていて、なめらかな口あたり。酸味はさほど強くなく、ほどよい甘さとさっぱり感があり、とてもおいしくいただいた。

【Data】
 店名:istut 
 場所:東京杉並区天沼3-30-41 ルミエール荻窪1F
 価格:ドリンクセット 950円