Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

豊川いなり巻せんべい

先日、一瞬だけ帰省してきた弟の手土産、豊川稲荷名物 豊川いなり巻せんべい
豊川には叔母がいて、子どもの頃から何度も遊びに行ってるけど、これは初めて見ましたな。

作っているのは1932年(昭和7年)創業の、豊川稲荷巻本舗マルヤス。住所は新城じゃん、と思ったら、「愛知豊川稲荷の門前で修行を積んだ初代が、奥三河新城の地で創業した「富川屋」がマルヤスの歴史の始まりです」とのこと。

瓦煎餅のような玉子と小麦粉の生地で飴を巻いてあり、たぶんお狐さまがくわえている巻物を象っているんだと思われる。
中の飴は、いわゆるキャンディーやドロップとは違う、水飴と砂糖だけの白くて軽い口あたりのもの。京都の絹巻とほぼ同類かな。

直径2.5センチ、長さ18センチほど。パリパリと軽く、シンプルにおいしくて、一本まるまる、するっと完食。

【Data】
 製造者:株式会社マルヤス
 場 所:愛知県新城市杉山字フロコシ111-1
 入手元:弟より