Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

リュイファー・ド・バルボネ / サブレ・ラフィティア

A.K Laboの月替りフランス郷土菓子、オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏イゼール県よりリュイファー・ド・バルボネ

パイ生地にりんごを詰めて焼いた、バルボネ(ヴァルボネ)の名物で、りんごの風味づけに薬草系リキュールシャルトリューズ」を使っているそう。

こんがりとした生地は、パイというよりごく薄いパンといった感じの軽い口あたり。
やわらかく煮た角切りりんごは、わずかにシャキッとした歯ごたえも残る。甘さ控えめで、ほんのり独特の風味があるのは、シャルトリューズのものなんでしょうか。とてもおいしくいただきました。

形がとても気に入って買った、サブレ・ラフィティア

あとから調べてみると、先週末、A.K Laboにて「ラフィティア(Raffitia)」というお店の草木染展があり、そのイベント用のお菓子だったらしい。
「ラフィティア(Raffitia)」は、マダガスカルのラフィア椰子を使ったバッグなどのハンドメイド製品を扱う専門店。
なので、マダガスカルとラフィア椰子にちなんで、ヤシの実の形をしたバニラサブレなのだな、と、ようやく理解した次第。確かに、写真を見ると、ココ椰子とはまったく違う、閉じた松ぼっくりみたいな形してる。

バニラの香り漂うサクサクのサブレ。ライ麦も入っているせいか、香ばしさもあっておいしかった。

【Data】
 店名:A.K Labo
 場所:東京都武蔵野市中町3-28-11
 価格:リュイファー・ド・バルボネ・・432円
    サブレ・ラフィティア・・・・・216円