Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

さきたまにていにしえの花を愛づる

母のリクエストにより、帰省中の弟に骨を折ってもらい、埼玉は行田市にある
古代蓮の里へドライブ。


この古代蓮とは行田市指定天然記念物の行田蓮のことで、2000年ものあいだ
地中深く眠っていた蓮の種が、近年の掘削工事によって掘り起こされ、自然
発芽したものだそう。
その自生した蓮を移植して育て、多くの人が楽しめるように公園として整備
したのが古代蓮の里。


古代蓮の池には木道が巡らされて、間近で花を堪能できる。


いかにも蓮の花らしいオーソドックスな色かたち。


41品種2万株の蓮が咲き誇る世界の蓮園では、大賀蓮も見られる。

千葉の遺跡で見つかった2000年前の種子を、植物学者の大賀博士が蘇らせた
古代蓮


まるで牡丹か芍薬のような多弁の花は、その名も千弁蓮。

蓮にも思いのほか多彩な品種があって、ちょっと驚く。


園内はかなり広く、水生植物園・牡丹園・梅林などのほか、芝生の広場や子ども
向けのアスレチック遊具、釣り堀などもあり、年代を問わず楽しめそう。


母が買ってくれた枝豆アイスを食べながら、あずまやで休憩。

ミルク風味のアイスにマッシュした枝豆がたっぷり。行田市産の枝豆を使ってい
るそうで、クセもなくさっぱりとしておいしかった。


展望タワーからは田んぼアートを眺めて楽しめるそうだけど、70分待ちだという
ので尻尾を巻いて退散。


かんかん照りじゃなかったのが幸いして、のんびり花と水と緑の景色を満喫。